ほう ほう 蛍こい
あっちの水は 苦いぞ
こっちの水は 甘いぞ
ほう ほう 蛍こい
ほう ほう 蛍こい
小さな提灯 下げてこい
星の数ほど 飛んでこい
ほう ほう 蛍こい


ご挨拶
─“螢”はこうして生まれました─

現連長が25年にわたり楽しませていただいた連を卒業させていただいた時、前連の松島龍之介君(当時7歳)から手紙と電話をもらい、松島君は電話で、もう一度一緒に阿波踊りをしたいと泣きながら訴え、この時、一度は消えかけた阿波踊りへの思いが、もう一度と思う気持ちになりました。
その気持ちが通じたのか、基本の音のご指導をいただいている百瀬氏から手紙をもらい、前連からいろいろと相談にのってもらっていた現笛頭兼会計の松本さんに話をし、ここに平成18年、4人の小さな“螢”が生まれました。
4人のスタートでしたので、「連」は付けず、小さくても光っている連にしたいという思いで「江戸の阿波 螢」と名付け、“螢”が生まれました。
“螢”は、一人の少年のもう一度一緒に阿波踊りをしたいという一言をきっかけにスタートし、以来、毎年夜空に小さな螢が飛んでいます。
お蔭様で、今では下は3歳から上は60歳までの楽しい仲間が約40人までに増えました。

螢連長 田中美佐男

【螢の文字について】
この文字は埼玉県騎西町にある保寧寺のご住職に揮毫をお願いしました。ご住職が書いてくださった3点の中から、連員の投票で今の文字を選びました。

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